自分目線を大切にしてアクセサリー作りをしている話

自分目線を大切にしてアクセサリー作りをしている話

こんにちは、ぱつこです。

私は普段グラフィックデザイナーと時々フォトグラファー、ライターとして活動しています。

あまり活動していませんが、実はハンドメイドでアクセサリーを作ったりもしています。厳密には時々作っては作品を公開しているレベルです。色々なことが落ち着いてきた時期なので時間を取れるように調整しました。

そんな感じのいい節目だったので、ちょっとアクセサリーの話をしてみようと思います。

デザインから制作・撮影まで一人で作れる楽しさ

私は今現在フリーランスで活動しており、依頼を受けてグラフィックデザインや写真撮影の仕事をしたり、時々絵を描いたり文章を執筆したりしています。

そんな中、もともと趣味だったのがアクセサリー作り。高校〜専門学校くらいまでフリマサイトにアクセサリーを出品していました。

その後もボソボソと色々作っては誕生日とかにプレゼントしたりしていたのですが、デザインや写真の知識も身についたこともあり「あれ、これ全部自分でプロデュースして販売できるんじゃない?」なんて閃いて始めたのが数年前の話です。

今は台紙の紙選びとか諸々のツールも全部自分で作っています。もっと色々考えたい。

けれど自発的にやらないと伸びない

ただ、当たり前だけれど他の仕事と違い自発的に活動しないと売れないものなので、生活面を考えるとどうしても後回しにしがちだったんですよね……。

けれど、やっぱり熱中して作れるものだし、気分転換にもなる。何よりも、自分が考えて自分の手で作ったもので喜んでもらえると元気が出るし、創作意欲が湧く。

なのでまた時間をとって、コツコツ作ろうかなと思い始めたのが最近。試作から始めました。

あとは今年中に引っ越す予定なので、今とりあえずで作ってる作業場からグレードアップした作業部屋を作るのが目標です。

メインのテーマは「手描きのようなお花」

私が今メインで作っているのはお花モチーフのもの。

「手描きされたイラストのようなアクセサリー」をコンセプトにしており、北欧のテキスタイルなどに描かれているお花などをモチーフにしています。

形はあえてラフでシンプルなものだけ作っており、一部は自分で樹脂粘土+シリコンで型を作っています。

きっちりした形も好きだけど、あの手描き感をアクセサリーで表現したら可愛いのでは……?という思いつきからこういうものばかり作るようになりました。

コンセプトは「好きな色を身につけてほしい」

これは下で説明しますが、とにかく1番に重視しているのは色です。とにかく好きな色を身につけて気分を上げて欲しい。仕上がりとか形も大切なんですが、大切なのは色。

なぜ花のモチーフが多いのか

基本的にドライフラワーを使ったものやお花の形をしたものをメインで作ってるんですが、これは単純に自分が花を好きだからという理由です。

日常に彩りと華を添える……とか言ってても、結局はシンプルに好きだからなんですよね。花を見るとなんだか嬉しくなるので、部屋にも造花を飾ったりしています。

暖かい季節に散歩をしていると、道端に咲いている花を見つけてはスマホに残しています

こんな感じのやつ。普段引きこもって仕事をしている分、こういう色とりどりの花を見るとなんだか嬉しくなるしアイディアも湧いてくるんですよね。日頃から外を散歩しろって話なんですが。

そういう経緯もあってお花の形ばかり作っています。

ちなみにこれ以外だと空の色などを再現したアクセサリーも以前作っていたのですが、こちらはパーツだけ残っているのでリメイクして販売予定です。

こんな感じのやつ。光の当たり方で色が変わって見えたり、色々な色のパールを混ぜたりしています。これはまた後日。

要は「好きな色をかわいく身につけてほしい」とか「自分の表現したいことを最大限引き出したい」と思ったときに、ぴったりだったのがこういう形だったという話です。それ以外にこだわっている部分は後から説明します。

作るとき、特に大切にしていること

デザインや写真に関しては制作や撮影に至るまでのプロセスを言語化することはよくありますが、考えてみたらアクセサリーについては作品ページにちょろっと書いているだけだったんですね。

なので自分は一体どんなことを考え、どんなことを大切にしながら作品作りをしているのか一度書いてみようと思います。

多すぎず少なすぎず、絶妙なカラーバリエーション

先ほども言及しましたが、作品を通して1番重視しているのは色です。

私自身、物を選ぶときに大切にしているのがとにかく「色」。新車で買ったバイクを塗装するくらいには色にこだわりが強いです。

形や性能が気に入っても色が好きじゃなければ買わない……なんてことも多々。それだけ妥協できないポイントなんです。

自分の周りでもよく「持ち物を好きな色で統一したい」「好きな色を常に身につけていたい」「色がかわいい物を身につけるとテンションが上がる」みたいな話を聞きますが、そんな人たちにぜひ刺さってほしいなという思いが強いです。

コスメとかも好きな色を塗っていると気分が良いし、カバンに入っている小物の色がかわいいと見るたびに嬉しくなります。そんなイメージ。

ちなみに大体こんな感じでiPadに色々書き出してから作ってます

雑すぎて悲しいけど公開する予定はなかったので許して欲しい……。

1つの形に対してカラバリはいくつも欲しいなと思って作っていますが、あまりに多いと迷ってしまうのでなるべくシリーズものにしてみたりしてます。その中でさらに3〜5色作るイメージ。

他にもメモ書きが大量にあったり一部ここから変わっていたり、まだ作れていないものも色々ありますが、いくつかはもう販売しています。

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今はこんなタッセルやビーズと組み合わせたものも考え中です。というか絶対作る。かわいい色合いを生み出せる自信しかないので頑張ります。

2〜3cmくらいで丸っこいフォルム

大きめのピアスはかわいいけれど使い所が限られる、かといって小さめのピアスだと少し物足りない……

実際にアクセサリー選びをしているとそんなことがよくあります。けれど、2〜3cmくらいのサイズであれば、存在感もつけやすさも損なわず、日常的にも付けやすいはず。

「好きな色を常に身につけたい」なんて想いをこのアクセサリーたちで叶えてほしいので、その辺は結構こだわりポイントだったりします。

かつ、フォルムは丸っこくボリューム感を絶対に損なわないようにしています

これらの作品は自分で型を作ったオリジナルのもの。樹脂粘土で形を作りシリコンで型をとる→できたものを削ってまた型をとる……を繰り返し、完成させた型です。このフォルムを出すのに3回くらいこれを繰り返しています。実は結構大変。

だからこそ出来上がったものは何よりもかわいく見えます。自分が納得して作り上げた形なので。

ちなみに、つけると本当に可愛いです。

まとめ

今回はざっくり自分の作品について解説してみました。日頃のお仕事はなるべくユーザー目線で考えることを大切にしていますが、ハンドメイド作品に関しては自分目線をまず大切にしています。

自発的にやっている分自分がいいと思ったものじゃないと楽しく作れないと思うし、選んでくれた人たちに自信を持って届けることもできないと思うんです。

売上についてはやってるうちに色々試行錯誤すればいい、今は自分の思いを詰め込んだものが作りたい。

そのうち作品作りに使ってるものとかも紹介したいな。

モデル:まやま氏

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Lelu-フィンランド語で「おもちゃ」を意味する言葉です。北海道出身・在住のデザイナー・PTK(ぱつこ)が、昔よく遊んだおもちゃのようにカラフルで日常を彩ってく…
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